憲法を守る市民の集い

戦争遺跡・登戸研究所

子どもたちに愛と平和を
「いまこそ憲法を守り生かそう」
稲城九条の会創立10周年記念講演と交流の集い に行って来た。
第一部 講演会「第二次安倍政権の改憲暴走阻止のために!
    講師  小森陽一氏(9条の会事務局長、東京大学大学院教授
第二部 歌唱・リレートーク・アピール採択

小森氏の講演要旨
1 「安倍法制懇」報告と5,15安倍会見
Ⅱ 安倍政権の「解釈改憲」による憲法改悪の現段階を歴史的にとらえる
安倍晋三政権と国民との対決点
Ⅳ 10年目をむかえる「九条の会」の草の根運動で、安倍政権と対決していく
となり、各項目は更に4項目別に細別されている。
今回の講演ではⅢ項目目の内容が説得力に長けていたと思う。

安倍晋三政権と国民との対決点
① 解釈改憲による自衛隊の軍隊化ー安保法制懇報告に基づく集団的自衛権
  行使の容認へ。米国への攻撃排除・シーレン掃海活動・対米支援・集団
  安全保障処置への参加
② 問われる安倍新晋三政権の歴史認識麻生太郎ナチス」に「学べ」
  発言、「侵略」の定義、河野洋平・村山富一談話に対する姿勢、安倍首相
  の靖国参拝橋下徹発言
③ 自民党日本国憲法改正草案」の危険な本質を明らかにしていく草の根
  運動ー9条2項を削り「国防軍」へ「国際」という名の対米従属、「緊急
  事態」98条99条)という戒厳令独裁体制、人権を踏みにじる国家
  中心主義(11条・12条・13条・21条・97条前面削除)
④ 危険な教育改悪ー教育委員会制度の見直し、教科書検定の強化、道徳教育
  の教科化。

第二部 アピール
  集団的自衛権行使の解釈改憲をやめさせ、いまこそ「日本の宝」憲法九条
  を守り生かす活動を広げましょう
  2014年5月25日
  「憲法九条を守る稲城市民の会」創立10周年記念集会