憲法9条


子供たちに愛と平和を!
今こそ憲法を守り生かそうと題し「稲城9条の会創立10周年講演と交流のつどい」が5月25日小森陽一さん(9条の会事務局長、東京大学大学院教授)を招いて行われる。サンデー毎日の記事によると小森氏も内田樹氏・上野千鶴子氏と同じくリストに上げられているという。その小森氏を招いて市の中央文化センターで講演会を開催する稲城市をチョッピリ自慢したい気持ちだ。と同時に居酒屋「九条」非戦広めるという新聞記事に出会う。記事の最後に「9条を守ろうというスローガンが、実は好きではない。9条は生かし、広めるものだと思うから。には説得力があり、実際そうあるべきだと思う。

不偏不党

「不偏不党」の立場から00氏の講演は中止。という地方自治体が増えて
いると聞く。今日の新聞にはサンデー毎日の広告が掲載され、その中の
「破綻している憲法の現場の見出し」で自治体が尻込みした内田樹・上野
千鶴子の講演会となっている。このようなケースは他でも見聞きしている
が、最近は特に目立ってきている。何故、急に自治体が「自主規制」の動
きになってきたのか、一つには民意の空気ともいえるものが押し上げてい
るのではないか。これは明らかにヤバイ状況の流れだ。
どのような体制だって「不偏不党」なんて不可能だし、ありえないことな
のに地方が中央権力の意向を先取りしていく傾向は何としても食い止めな
ければならない。そうでないといつか日本版「マッカーシー旋風」が巻き
起こることになろう。